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2010年8月29日(日)
1部 午后3時〜5時
「はやぶさ」が教えてくれたこと
講師 佐治晴夫 さん
──休憩(軽食)──
2部 午后5時半〜7時
「佐治博士と語ろう」
フリートークと星空観測
大人2500円 高校生以下1000円
※要申込(軽食付)
岡本寺 遍照殿 にて(雨天決行)
望遠鏡をお持ちの方はどうぞ御持参下さい。
1部か2部のどちらか参加は
大人のみ500円割引※要申込(軽食付)
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昼間の星と夜の星を見よう
「はやぶさ」が教えてくれたこと
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宇宙物理学者の佐治晴夫博士を迎え、お話を聞き、共に星空を眺めようという星を観る会。
今回は「イトカワ」命名の由来となった、日本宇宙開発の父、糸川秀夫博士との貴重な逸話に、
私たちに感動を与えてくれた「はやぶさ」の秘話をボイジャーの記憶と重ねての講演です。
月以外の天体に世界で初めて離着陸した探査機
「はやぶさ」。壮大な宇宙の話とともに、命の尊さを考える夏の特別講話です。
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【佐治晴夫】 1935年東京生まれ |
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宇宙物理学者。理学博士。立教大学および東京大学で学び、東京大学物性研究所、県立宮城大学教授などを経て、2004年から鈴鹿短期大学学長。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙連詩編纂委員会委員長。
量子論的"無"の“ゆらぎ”からの宇宙創生理論のほか、NASA特別研究官として、ボイジャー計画などにもかかわっている。
バッハの平均率クラヴィア曲集第1巻第1番「プレリュード」のボイジャー搭載、E.T(地球外知的生命体)との交信に音楽を使うことを提案したことで知られている。また、金子みすずや、サン=テグジュペリの「星の王子さま」の研究者(大ファン)でもある。現在、パイプオルガン演奏で始める宇宙論講義や天文台で“真昼の星” を見せるなど文系・理系の枠を超えた教育活動を展開。十代の頃、ピアニストに憧れるも断念。六十の手習いで、パイプオルガンと観世流能を始め、夢は名刺から教授や博士の肩書きを取り、オルガニストとだけ書くこと。
著書に、「夢みる科学」(玉川大学出版部)、 養老孟司との対談集『「わかる」ことは「かわる」こと』(河出書房)、「からだは星からできている」(春秋社)ほか多数。2005年から、毎日新聞に「佐治博士の不思議な世界」を連載中。
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